北風と太陽

北風と太陽

イソップ童話で 北風と太陽というお話があります。北風と太陽がどちらが偉いか口論し、旅人に着物を脱がせた方が勝利であると勝負したお話です。 北風が頑張って 強い風を吹くけれど 、一向に脱がない旅人。吹けば吹くほど着物をしっかりおさえて、さらにまた一枚着てしまう。 太陽は、寒かった地上を 強い陽射しで暖め 、旅人は暑くなり 洋服を脱ぎ最後は裸になり、太陽が勝ったというお話です。

絵本から学ぶ

昔読んだ懐かしい絵本で色々な解釈はあるのですが、 北風の冷たい風で 力ずくではなく、 太陽のように 暖かいエネルギーで照らすこと。 そしてそれぞれ個性はあるけれど 、お互いを認めて 相手に対しては、 優しく深い愛で あることなのかと感じます。

勝ち負けではない

人間関係でどちらが上、下、偉い、優位とかではない関係性が素晴らしく、勝ち負けではないことをこの年になりやっとわかった気がします。親や子供、職場や友達に冷たい嫌な態度を取られたり 、またかと思う出来事があっても、 同じ土俵に乗らないで 相手にせずにいることはとても大事だと思うのです。どんな状況でも 毅然とした態度で 相手には冷静に 、そして気を取り直し 、愛情表現をするように心がけること。 相手に送ったエネルギーが 自分に返ってくるのならば、温かいエネルギーで 見守り伝えたほうが良いのではないかと思います。 自分の過去の行いや、 発言したこと含めて 、あ～すれば良かったかもしれない、こ～すれば改善されたかもと思うことも多々あります。 それでも気がついた時点で 直していければ良いかなって思います。 そして、プラスのエネルギーでいっぱいになれば、過ごしやすい世の中になると切に願います。

みんなが笑顔で幸せに 過ごせますように～