もったいない

祖母の教え

育つ頃に遊びに行っていた祖母の家には先祖代々の仏壇があり、毎朝お線香とお茶と穀物(お米)をお供えしていました。朝お供えしたご飯を夕飯の時に下げて、明らかに干からびて固くなっていたけれど、祖母はもったいないとそのまま食べていました。電子レンジもないし蒸かすこともせず時にはお茶やみそ汁にいれてふやかしお茶漬けやみそ雑炊。決して孫に食べさせることはしませんでしたが、戦後を生き抜いた祖母から食べ物を粗末にしないことを学びました。今言われている賞味期限でのフードロスは、祖母が生きていたら「もったいない」を連呼しそうな気がします。食材が豊かにあり、コンビニエンスストアやスーパーで手頃にどこでも変える便利な世の中で、バイキングなどでも食べきれない量をもってきたり、食事を残すことは罪の意識がない世代も増えています。戦後の物が買えない世代からはワンクリックで宅配される祖母の時代からは想像を超えた時代になっています。大事にいただくことの意識は改めて大事と思います。

母もやはり

母も祖母と似ていてもったいないが強く食べ物は残さないし、食料は常に多めにストック、衣類、雑貨なども捨てるより蓄えるタイプ。無駄なものも多くある気がしていますが、世代も違いますので個々の価値観で口には出しませんが物は多い気がしています。震災があった場合に役に立つから備蓄だと言っております。

最後まで

祖母が生きていたらもったいないと思いそうなことを、思い浮かべて書いてみたいと思います。

  • 物をもったら最後まで責任もって大事にし、ある資源を大事に余計なものは増やさない
  • 靴下、シャツ、タオルなど最後は掃除用具として使い切る
  • 安かろう悪かろうでは長く使えない時もある
  • 同じものを沢山持っていても意味がなく、ただ愛の代わりに物が欲しいこともあり得る
  • 物では心は埋められず、ごみが増えるだけ
  • 時間は今日が一番若く、時間は限りあり
  • お金は価値のあるものに使ってこそ生きる金
  • 十分に生きて、自分を使い切ったと思えることが冥利に尽きる
  • 自分の最後は、シンプルに始末することが目標

もったいないは、自分の体も痛めることなく大事に使い最後まで。

人も物も丁寧に扱い、永らえてこそ吉と思っています。

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