できる　できない

仕事

仕事の種類は山ほどあり、石の上にも三年という例えでの考え方は以前より薄れているような気がします。それでも日本の企業の人事面接では、

なぜそんなに早く転職を考えましたか？

何が原因で辞めましたか？

と聞くそうです。鑑定に来て下さるお客様の話を伺うと、面接を受けるたびに人事担当者の質問に戸惑う方も多く、心身ともに疲れて休職や退職している場合や、仕事が適職でなかったこと、人間関係のトラブルなど理由は山ほどあるので返答を準備する必要があるようです。

理由

自分が仕事に対して能力があるかないか、できる、できないで悩まれている方も多いです。

• 人と比べて自分は理解が遅くできていない
• 器用ではないので二つの事を並行してやれない
• 指示を受けても、手元に仕事がある場合どちらを優先して良いかわからない
• 自分が想像していたよりも仕事が多く段取りを立てられない
• 時間配分がわからない
• スケジュール管理が苦手
• アポイントを忘れがち
• 理解するのに時間がかかり落ち込む
• 人に頼れない
• 人や会社の評価、人から言われる言葉が気になる
• 集団の輪に入れない

理由としては色々ありますが、ご自身が仕事が出来ないと思っている人は、

• 量がこなせていないから慣れていないことが大きい
• 出来ない部分を見ようとしない
• 仕事を覚えず向き合わず逃げている
• いつまでも出来ないことを悩み続けてしまう
• 人からの視線が気になる
• 出来ない人が周りに集まってしまう

仕事ができる人は悩んでも解決しないし答えがないので、沢山の仕事を実践して習得しているのかなと客観的に見ています。悩んでいるなら数をこなして覚えるか、わからないことは調べるかこちらから聞いて教えてもらう事しかないかもしれません。仕事を自分のものに習得できれば人に頼らずとも一人で出来るし、人は自然と一目置くようになる。最初はきついかもしれないけれど、自分は仕事ができると思って信じる事。年齢を重ねると仕事の悩みは相談しにくくなり、話すところも少なくなるようです。花が咲かぬなら咲く場所でも良いのですが、仕事を習得せず逃げてしまい出来ないので次を探す方と、出来てから次に進んだ方とでは違いが出ていると思います。