4月
卯月(うづき)
4月は「卯月(うづき)」と呼ばれ「卯月」の由来は十二支の4番目が「卯(兎)」という説と「卯の花が咲き始める月」という説、農耕が始まるという意味の「種(う)」「初(うい)」「産(うぶ)」からとったという説があります。4月の前半は天候が安定せず、気温が上昇したかと思えば次の日にはまた寒くなる天気といったことがよく見られます。昼夜の気温差も激しいので、体調を崩さないよう注意が必要な時期です。南から湿った空気が流れ込む影響で降水量が増えることもあり、日差しが強く紫外線が気になり気温が上昇していきます。
花まつり
4月は桜のイメージが強く、お花見、新学期、新生活といった新しくスタートする晴れ晴れしい時期です。
4/8の花まつりは灌仏会(かんぶつえ)や花会式(はなえしき)とも呼ばれ、お釈迦様が誕生したインドを起源として、中国で行われるようになったあと日本に伝わってきました。日本では奈良時代から各地で広まっていき、宮中の行事から寺院の年中行事へ変化したと伝えられています。日本で最初の花まつりは、西暦606年に奈良県の寺で行なわれたお祭りとされています。お釈迦様の誕生を祝う日とし、釈迦像に甘茶をかけてお祝いする儀式や、子供の身体健全を祈る仏事行事として今も受け継がれています。
ブッタとも呼ばれるお釈迦様ですがお釈迦さまの教えには、
「人々を苦しめている根本的な原因は何か」
「苦しみから解放されるにはどうすればよいのか」
というテーマがあります。お釈迦さまが伝えたかったのは解決方法で苦しみから解放され、安らかに生きるための方法で「成仏」つまり文字どおり仏に成ること。仏とは世の中の真理に目覚め(さとり)心は何にも乱されず、その智慧を活かして人々の苦しみや悩みを解決しようとする人を指します。仏教の教えとして私たちに残してくださっているそうです。
4月のお花・・・花水木 桜 山吹 蓮華 すみれ 木瓜 チューリップ
4月の野菜・・・うど かぶ さやえんどう 筍 ふき わらび 春キャベツ 新玉ねぎ アスパラガス
4月の誕生石・・・ダイヤモンド モルガナイト